日本語文法
JLPTレベル別に整理された日本語文法パターンの総合ガイド
N5(6 patterns)
Aをしない状態でBをする
相手に丁寧に依頼する表現
話し手の希望や欲求を表す
禁止や規制を表す。話し言葉は「ちゃいけない」や「じゃいけない」となる。
能力や可能性を表す。否定形は「~ことができない」。ただし、降る、いる、ある、分かる等の状態を表す動詞や、崩れる、壊れる、光る、蒸発する等の主語が物の時の自動詞には使えない。悪いことには使えず、必ず良い方面に用いる。
同じ人が、AとBの2つのことを同時にする。Vには原則、瞬間動詞が使えない。
N4(17 patterns)
具体的な例を挙げる時に使う
〜のようだ・〜に似ている。話し言葉でよく使う。
ある動作や状態が起こると、必ず別のことがらや作用が続いて起こることを表す。動作、状態、自然な結果や習慣的な事柄を表す。機械の使い方や道順の説明によく使われる。
〜すること(しないこと)を、相手に助言する表現。そうしなかったら悪いことが起こると助言や忠告をするときに使う。
動詞や形容詞、文全体を名詞化する。「〜すること」「〜という事実」などの意味を表す。
【やすい】〜するのが簡単だ / 簡単に〜という状態になる
もうすぐ何かが起こると思ったときに言う表現。
〜のように見える。話し手が見て感じたことをいう時に使う。活用はナ形容詞と同じ。「かわいい」、「きれい」など見てすぐわかることには使えない。
見たり、聞いた情報を他の人に伝えるときに使われる表現。
色々ある選択肢の中から、1つを選んで決めるときに使う。名詞と一緒に使う。
たぶん〜だ / 〜だそうだ。見たり聞いたりした情報から判断して「たぶん〜だ」と述べる推量表現。
そのものの典型的な性質を持っているということを表す表現。
同じ物がたくさんある、同じことを何度もするという意味を表す。マイナスの意味で使われることが多い。
ちょっと前に〜が終わった、〜をした。動作が終わってからの時間が短いことを言いたい時に使う。
間接疑問文。文の中に疑問詞を使っていない疑問文を埋め込んで使う表現。
XはYほど〜ないで、XもYも同じぐらい~であるが、比べるとXはYよりは程度が低いことを表す。
「〜だけ」期待していたよりも程度が低いと感じた時や、量が少ないと感じた時に使う表現。動詞は常に否定の形をとる。
N3(6 patterns)
〜した方がいい / 〜するのが当然だ。常識的に〜するのが当然だと言う時に使う。相手の行為について言う場合は、勧めや忠告の意味を持つことが多い。
〜だけでなく
〜すれば・・・になり、もっと〜すれば・・・になる。前件の程度が強まると、それに影響して後件の程度もさらに強まることを表す。
動作や状態の程度を例を使って表す。
それ以外に方法がない。他に方法がない、仕方がないからそうすると、あきらめの気持ちで言う時に使う表現。
〜のことを。話す・聞く・考える・書く・調べるなどの行為の対象を言う時に使う表現。
N2(6 patterns)
〜を例外として / 〜以外。グループの中から、一部を除外することを表す。
たとえ〜という理由があっても。文末には「〜とは限らない」や「〜わけではない」、「〜とはいえない」などの部分否定の表現が使われることが多い。
ますます~していく。物事が悪い方向に変化が進んで行くことを表す。
〜だけでなく・・・
~ので / ~が原因で。話し手の後悔や残念な気持ちを表すことが多く、後ろの文には悪い結果が来る。「~たいばかりに」や「~が欲しいばかりに」は「どうしても~したいので」という意味になる。
〜のに / 〜けれども。「〜ながら・・・」の「〜から当然予想されることとは違い、実際は・・・だ」と言いたい時に使う表現。「ながら」の後ろに「も」をつけて、「ながらも」と言う場合もあるが、意味は同じである。
N1(5 patterns)
ほとんど〜しそうに
大したことではないので、〜する必要はない。程度が低く重要でないことを表す。
〜にも限界がある。相手の行為が限度を超えていて、それを非難する際に使う。
〜は当然そうだが、その他にも・・・だ。文の後の内容が強調される。
わざわざ〜する必要はない。話し手がそれは当然だという気持ちを含む。