話し手と聞き手のどちらからも離れている物や事柄を指す指示代名詞。物事を直接名指しせずに示すときにも使う。
あれは昨日買った本です。
あれを見てください。面白いものがあります。
あの人、その人ほど丁寧でないが軽く人を指す語。対等か立場が下の人を指す場合が多い(やや失礼に聞こえることがある)。
あれは田中さんだよ。いつも遅刻するんだ。
彼が来たら、あれに言っておいてください。
過去のある時点やその出来事を指して『そのとき』『あのとき』の意味で使う。
あれは高校生のときのことだ。
あれがあったから、今の僕がある。
あそこ・あちらと同様、遠くの場所を示す指示代名詞としての用法(口語では場所を指すこともある)。
あれは私の生まれた町だ。
あれへ行けば、駅がありますよ。
俗に、下腹部や性器を婉曲に指す語(口語・婉曲表現)。
子どもが痛がっていたので、『あそこを見せて』と医者に言った。
彼女は恥ずかしそうにあれのことを話した。
俗に『生理(月経)』を指す婉曲な表現。主に口語で使われる。
今日はあれだから、少し休ませてください。
彼女はあれで体調が優れないと言っていた。