文語・雅語的に動詞に付いて使役(〜させる)の意味を表す補助動詞。現代語では書き言葉や古風な文体で見られる。
その報せは若者を深く悩ませしめた。
長年の習慣が彼を考え方を変えしめなかった。
文語的に許可・容認(〜させる/〜してよい)の意味を表す補助動詞。やはり古風で、現代では古文風や堅い文体で使われることがある。
師は弟子に自由に書かしめたが、細部は口を出した。
領は農民に耕作を続けしめた。
尊敬の補助動詞にさらに付いて、敬意を強める用法。主に他の尊敬表現と併用される古風な形式。
殿はその歌を御覧じしめたまふべしと承った。
公は事の次第を御聞きしめられた。