話し手から離れて聞き手に近い場所を指す代名詞。「そこに置いて」など、聞き手の近くの位置を示す。
その箱をそこに置いてください。
そこ、立たないで。危ないよ。
鍵はそこにありますよ。
前に話題にした場所や箇所を指して『その場所』という意味で使う代名詞(=「その所」)。
昨日行った店、そこは料理が美味しかった。
資料は机の上にある。そこを確認しておいて。
話の流れで直前に触れた事柄や点を指す代名詞。『その点・それ』という意味で使われることがある。
彼が遅刻した。そこが一番の問題だ。
給料が下がった。そこを改善しないと辞める人が増えるだろう。
古語的・口語古風な用法で二人称(おまえ/あなた)に相当することがあるが、現代ではほとんど使われない(文語や古い芝居台詞などで見られる)。
古い芝居の台本で『そこ、出でよ』という台詞が残っている。