動詞の意志形の後に付いて、「~しようとする」で、今まさに~しようとする、試みる、あるいは動作が間近で起きそうであることを表す。
猫が窓から飛び降りようとしたところを、私が抱き止めた。
彼は話し始めようとしたが、電話が鳴って中断した。
子どもが走り出そうとしたので、手をつないだ。
動詞の辞書形の後に付いて、話者が(その場で)~することに決める・そうするつもりだ、という意味を表す(口語での決定表現)。
それでは、このプランを採用するとする。
今日は早く帰るとする。明日は朝が早いから。
一旦これを基準にする、として進めよう。
あるものを別のものとしてみなす、ある性質や立場に置くことを表す。「~を~だとする」の形で使われることが多い。
彼の行動を偶然だとするのは難しい。
この問題を社会全体の課題だとする意見が多い。
その一件をきっかけとする変化があった。
何かを〜として用いる、ある目的や役割に使うという意味。形式は「XをYとする/する」など。
古い箱を花瓶代わりにするより、箱を花器として使ったほうがいい。
このデータを基準として評価する。
部屋を応接室として使うことにした。
仮定・想定を表す。「もし〜だとする」「〜とすれば」などの形で使い、現実とは別の条件を仮に置くことを示す。
もし彼が来ないとするなら、計画を変更しよう。
試験は来週だとすると、今日は復習に当てよう。
このモデルが正しいとすると、結果は説明できる。
何かを判断・結論として決める、あるいは(一般に)~だと考えるという意味。『~と判断する』『~と見る』に近い。
専門家はこの現象を単なる誤差だとする見解を示した。
上司は彼の提案を実行に値するとした。
安全上の問題があると判断したため、計画は中止するとした。
あるものを別の状態・役割に変える、指定する。形式は「〜を〜とする」で、法律や規則などで使われることが多い。
この部屋を会議室とすることに決まった。
会則では、会長を代表者とする、と規定されている。
この地を保存区域とする提案が出された。
オノマトペ(擬音語・擬態語)や感覚を表す語の後に付いて、『〜とする』で『〜という感じがする』『〜のように見える』という意味を表す。
彼女の言葉を聞いて、胸がキュンとした。
寒くて背中がぞくっとする。
試験に合格したと聞いて、ほっとするどころか胸がじんとした。
『〜を目的とする』のように、目的・意図を表す。「〜を目的としている/〜を目的とする」で使われることが多い。
この研修は若手社員の育成を目的としている。
そのプロジェクトは地域活性化を目的とするものだ。
図書館は市民の学習支援を目的として設立された。