どん

他の表記: ドン
頻度:
1

衝撃音や重い物がぶつかる音を表す擬音語。動作や出来事が強く、はっきり起きることを強調する。

「と」をとる副詞副詞擬音語・擬態語

例文

ドアがどんと閉まった。

遠くで太鼓がどんと鳴っている。

彼は疲れて床にどんと座り込んだ。

2

(歴史的)正午を知らせる砲のこと。明治〜大正期に行われた「午砲」を指す語として記録されることがある。

名詞

例文

昔の港町では正午にどんが鳴らされたと記録にある。

3

花札などで使われる俗語で、12回の勝負のうち最後の一回を指すことがある(スラング)。

名詞花札俗語

例文

この勝負は最後のどんで決まった。

4

接頭辞的に使われ、強調や「ぴったり・まさに」といった意味合いを生むことがある(口語的)。

接頭辞

例文

彼の予想はどんぴしゃで当たった。

5

接尾辞としての敬称の変種。南九州などの方言で「〜さん」に相当する呼び方(例:田中どん)。

接尾辞敬語(尊敬語)くだけた言葉

例文

あの人は田中どんと呼ばれている。