状態がそのまま続いていることを表す語。まだ・依然として(書き言葉でも口語でも使われる)。通常かなで書く。
問題はなお残っている。
彼は怪我をしたが、なお試合に出た。
なお詳しい情報は後日お知らせします。
それに加えて量や程度が一層増すことを表す語。『もっと』『さらに』と同じように使われる。通常かなで書く。
説明をなお詳しく書いてください。
彼の成績は良かったが、なお努力が必要だ。
さらになお上のレベルを目指す。
文章や会話で前に述べたことに付け加える接続語。『さらに』『その上』という意味で使われる。通常かなで書く。
彼女は日本語が上手だ。なお礼儀正しく、信用できる人だ。
会議は成功した。なお、新しい課題も見つかった。
商品の値段は安い。なお品質も良い。
文語的・古風な表現で『〜のごとし』『まるで〜のようだ』という意味を表す。書き言葉や古典的な文脈で使われることがある(漢字形は猶・尚など)。
その光はなお夢のごとしに見えた。
古文では『猶』の字がなおの意味で用いられることがある。