ながら

他の表記: 乍ら
頻度:
1

動詞のます形(語幹)に付いて、二つの行為が同時に行われることを表す。〜しながら(〜する一方で)。

助詞接続詞通常仮名だけで書く

例文

音楽を聞きながら勉強するのが好きだ。

歩きながら電話で話すのは危ない。

料理を作りながら子どもの宿題を見ていた。

聞きながらメモを取る習慣をつけた。

2

逆接的に用いて、『…だけれども/…とはいえ』の意味。形容詞や名詞に付くことが多く、形式ばった表現では「ながらも」となる。

助詞接続詞通常仮名だけで書く

例文

若いながらも彼は非常に落ち着いている。

結果は振るわなかったながら、努力は認められる。

素人ながら才能を感じさせる作品だった。

3

二つのものをまとめて指す古い用法で、『両方とも』『両者とも』の意味。現在はやや文語的・古風。

助詞通常仮名だけで書く

例文

二つながらご査収ください。

4

『昔ながら』『涙ながら』のように、ある状態や様子が変わらず続いていること、またはある状態のままであることを表す語の一部として使われる。

助詞通常仮名だけで書く

例文

この店は昔ながらの味を守っている。

彼女は涙ながらに別れを告げた。

5

接頭辞的に使われ、何かをしながら別のことも行う人や状態を表す語を作る(例:ながら族=複数のことを同時に行う人々)。

接頭辞

例文

最近、ながら族と呼ばれる人が増えている。

テレビを見ながら食事をするのは、日本ではよくある習慣だが、マナーとしては好ましくない場合もある。