こすったり押したりして物を揉みほぐしたり、しわをつけたりすること(紙や布などを手で揉むなど)。
紙を丸める前に少し揉んでしわをつけた。
寒くて手を揉んで温めた。
肩や背中などを押しもみしてほぐすこと、マッサージすることを表す。
疲れたと言うと、彼女が肩を揉んでくれた。
駅前で腕を揉むサービスをするお店を見かけた。
交渉や話し合いで意見がまとまらず、もめる・議論するという意味で用いられることがある(口語的)。
条件についてまだ取引先と揉んでいるところだ。
この件で社内が揉めているので、結論は出せない。
経験を積ませる、厳しい環境で鍛えるという意味で使われる(人に仕事や場で苦労を経験させる)。
新人は現場で先輩に揉まれて一人前になった。
彼は厳しい修業に揉まれてプロになった。
人混みで押されたりして体が揺さぶられる、押し合いになって動きにくくなること(揉みあう・揉まれるのイメージ)。
通勤ラッシュで駅のホームは乗客に揉まれて大変だった。
コンサート会場で前の方に押されて揉まれた。
社会で揉まれるなどの表現で使われるように、多くの経験や困難にさらされることで鍛えられるという意味(しばしば受身形で用いる)。
若い頃にいろいろともまれたおかげで、今の仕事ができる。
社会にもまれて人間として成長したと感じる。