もむ

他の表記: 揉む
JLPT:N2
頻度:
1

こすったり押したりして物を揉みほぐしたり、しわをつけたりすること(紙や布などを手で揉むなど)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

紙を丸める前に少し揉んでしわをつけた。

寒くて手を揉んで温めた。

2

肩や背中などを押しもみしてほぐすこと、マッサージすることを表す。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

疲れたと言うと、彼女が肩を揉んでくれた。

駅前で腕を揉むサービスをするお店を見かけた。

3

交渉や話し合いで意見がまとまらず、もめる・議論するという意味で用いられることがある(口語的)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

条件についてまだ取引先と揉んでいるところだ。

この件で社内が揉めているので、結論は出せない。

4

経験を積ませる、厳しい環境で鍛えるという意味で使われる(人に仕事や場で苦労を経験させる)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

新人は現場で先輩に揉まれて一人前になった。

彼は厳しい修業に揉まれてプロになった。

5

人混みで押されたりして体が揺さぶられる、押し合いになって動きにくくなること(揉みあう・揉まれるのイメージ)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

通勤ラッシュで駅のホームは乗客に揉まれて大変だった。

コンサート会場で前の方に押されて揉まれた。

6

社会で揉まれるなどの表現で使われるように、多くの経験や困難にさらされることで鍛えられるという意味(しばしば受身形で用いる)。

五段動詞他動詞通常仮名だけで書く

例文

若い頃にいろいろともまれたおかげで、今の仕事ができる。

社会にもまれて人間として成長したと感じる。

ます形もみます
ない形もまない
た形もんだ
て形もんで
ば形もめば
意向形ももう
命令形もめ
可能形もめる
受身形もまれる
使役形もませる
使役受身形もませられる