(物や位置が)上の方へ動くこと。高さや位置が上がる、昇ること。
気温が午後になって急に上がった。
エレベーターで10階まで上がる。
風船が空高く上がっていった。
外から中(室内)へ入ること。屋内へ上がること(上がって来る/上がっていく)。
遠慮せずにどうぞ上がってください。
寒いので上がってコートを脱ぎなさい。
学校や学年に入る、あるいは学年が上がって進級すること(入学・進学する)。
来年、彼は大学に上がる予定だ。
高校から大学に上がるのは簡単ではない。
水から上がること。岸に上がる、海岸に打ち上げられること(海上・水辺から出る)。
小さな魚が波に乗って浜に上がった。
溺れた人を川から上がらせた。
水面に浮かび上がること。海中から表面に出る(死体なども含む)。
海の中で潜っていた魚が急に上がってきた。
嵐の後、古い木材が水面に上がってきた。
数量や程度が増えること。給料や価格などが上昇すること(お金に関する上がり)。
今年は物価が少し上がった。
昇給で給料が上がったと喜んでいる。
状態や能力などが良くなること。進歩・向上すること。
練習を続けて成績が上がった。
この対策でチームのレベルが上がるはずだ。
職位や地位が上になること。昇格する、出世すること。
彼女は先月課長に上がった。
評価が上がってポストが上がる可能性がある。
利益・収益が出ること。収支がプラスになる、もうかること(売上や利益が『上がる』)。
新商品のおかげで店の利益が上がった。
このキャンペーンで売り上げが上がるだろう。
良い結果や成果が出ること。うまくいく、成果が上がる。
新しい方法で良い結果が上がった。
努力のかいあって、遂に成果が上がった。
ある金額や条件で事が収まる、費用などがそれで足りること。《〜で上がる》という形で使われることが多い。
この予算でパーティーは上がると思います。
仕入れ代は一万円で上がるはずだ。
作業や仕事が終わること。完成する、済む、終わる(終わった状態になる)。
今日の仕事はもう上がりましたか?
ケーキが焼き上がったら知らせてください。
撮影は夜の八時に上がった。
雨が止む、天気が回復して晴れ間が出ること(雨・天候が上がる)。
予想より早く雨が上がった。
朝には空が明るくなり、雨が上がった。
機械や装置が動かなくなる、止まること。バッテリーが上がるなど『動かなくなる』意味で使う。
車のバッテリーが上がってエンジンがかからない。
古い時計がとうとう上がってしまった。
賭け事やカード・麻雀などの遊びで勝つこと、役がそろって勝ちとなること(上がる)。
麻雀でやっと上がることができた。
彼はポーカーで一晩に何度も上がった。
声や掛け声などが大きくなる、声を上げる(声が上がる)。
抗議の声が会場のあちこちで上がった。
選手の名前が呼ばれると大きな拍手と声が上がった。
(話し手が)緊張する、舞台や試験などであがってしまうこと。口語的に『アガる』とも言う。
本番でアガってしまい、セリフを忘れた。
試験でアガらないようにリラックスする練習をしている。
供え物や食べ物が神前などに供されること。祭礼や儀式で物が捧げられること。
神社に供え物が上がった。
謙譲語として『行く・来る』の意で用いられること(相手の家などへ伺う時に使う表現)。
後ほどそちらに上がらせていただきます。
ただいまお客様のところへ上がっております。
尊敬語として『食べる・飲む』の意味で使われること(献上やお召し上がりの意を表す)。
どうぞお茶をお上がりください。
先生はすでにお昼をお上がりになりましたか。
主人の家などで奉公したり仕えること。古い意味合いで『仕える・務める』という意。
昔は若い者が大きな家に上がって働いた。
遊郭などの遊興地に行くこと、遊びに行くこと(古く俗な語)。
彼は若い頃、遊郭に上がったことがあると言っていた。
群衆や集まりで声や興奮が盛んに起きること。盛り上がる、騒ぎ立てる意。
選手がゴールを決めると、スタンドで歓声が上がった。
拍手と掛け声が一斉に上がった。
語尾に付いて動作が完了し『出来上がる』の意味を加える接尾辞的用法(主に〜ます形の語幹+上がる)。
パンが焼き上がったら知らせます。
彼の作った模型は丁寧に作り上がっている。
〜上がるとして動詞につき、動作が激しく・急に・勢いよく起こるという意味を付け加える用法(例:燃え上がる)。
火が一気に燃え上がった。
歓声が湧き上がった。
住所表記などで『~上ル(あがる)』の形で、ある通りの上方・北側を指す表現(特に京都の地名表記)。
寺町通りの本能寺上ルにその店がある。