物事の表現としての『皮肉』。相手や状況を遠回しに批判したり、愚弄するような言い方(やや辛辣なユーモア)。
彼の皮肉は時に人の気持ちを傷つける。
彼女は皮肉を込めて『さすがね』と言った。
彼のスピーチには皮肉が多く含まれていた。
『皮肉な』という形で使われることが多く、期待とは逆の出来事や皮肉な巡り合わせを表す(『皮肉なことに…』の表現が一般的)。
皮肉なことに、彼が最も心配していたことが起こった。
交通渋滞で遅刻しないよう早く出たのに、皮肉にも事故で遅れてしまった。
(比喩的に)うわべだけのこと、表面的な様子を指すことがある。深みや真意がないことを示す用法。
彼の謝罪は形式的で皮肉にすぎないと感じた。
(古い語義)文字通り『皮と肉』を指し、身体や肉体を意味した古い用法。
古い医書では『皮肉』という語が文字通り皮膚と肉を指している例がある。