(人や物の音・声などを)耳で受け取ること。音・話を聞き取る、耳に入れる行為。
昨夜、隣の工事の音を聞いてよく眠れなかった。
彼の説明を聞いて、やっと仕組みが分かった。
駅で遠くから汽笛の音を聞いた。
(注意して)音楽や話などを耳を傾けて聴くこと。特に『聴く』の字を当てることが多い(音楽を鑑賞するなど)。
通勤中にポッドキャストを聴くのが日課だ。
コンサートでは携帯の音を消して、音楽を聴いてください。
じっくり曲を聴くと、新しい発見がある。
(事情・意見などを)訊ねる、尋ねる、または公式に聴取すること。公的・法的な場面では『聴く』を使うことがある。
警察は目撃者から事情を聴いた。
裁判で証人の証言を聴くことが重要だ。
市役所が住民の意見を聴くための会合を開いた。
(情報・噂などを)人から聞いて知る、耳にすること。「〜と聞く」の形で使われる。
彼が結婚したと聞いたが、本当ですか。
その噂を昨日初めて聞きました。
ニュースでその事件のことを聞いた。
(忠告・命令などに)従う、受け入れるという意味で用いる。「言うことを聞く」のように使うことが多い。
先生の言うことをよく聞きなさい。
医者の指示を聞いて薬を飲んだ。
子どもは親の命令を聞くべきだとは限らないが、安全のために従う場合が多い。
(願い・訴え・論拠などを)受け入れる、考慮する、聞き入れるという意味。要望を受け入れたり考慮したりすること。
部長は私の提案をよく聞いてくれた。
彼女は友人の相談をじっくり聞いてあげた。
裁判所は控訴人の主張を聞き入れなかった。
香(特にお香)の香りをかぎ分ける、または香りを楽しむこと。『香を聞く』の形で使われることがある。
お寺で静かに香を聞くと心が落ち着く。
茶会では掛け香を聞いて季節を感じることがある。
(酒などを)試飲して味を見ること、あるいは試してみること。専門語では『利く(きく)』の字を当てることもある(例:利き酒)。
酒蔵の見学で利き酒をして、いくつかの日本酒を試した。
利き酒の仕事をしている人は香りや味を細かく聞き分ける。