舌でなめる。物の表面を舌でぺろっと触れるようにすること(なめとる、なめる動作)。
犬が私の手を舐めてくる。
アイスを溶かさないようにひとなめで食べた。
猫が毛づくろいで前足を舐めている。
味を舌で確かめる、味わうこと(短時間に少しだけ味を見る意味で使うことが多い)。
料理人はスープを少し舐めて味を調整した。
怖がらずに一口舐めてみてください。
彼は酒を舐めるように飲んだ。
(俗)辛い経験などを身をもって経験する。苦労や痛みを味わうという意味合いで使われることがある。
若いころに苦労を舐めた経験が、今の仕事に生きている。
あの試練を舐めたことがない人には、この苦労は分からないだろう。
人や物事を軽んじる、見下すという意味の俗語的表現。「舐めるな」は「甘く見るな/侮るな」の強い言い方。
俺を舐めるな。そんなに簡単に諦めるわけがない。
相手を舐めてかかると痛い目を見るよ。
客に舐められない接客態度が必要だ。
火や炎が表面を舐めるように当たる(焼く・焦がす)という表現。比喩的に表面を軽く焼く・焦がす意味もある。
風で炎があちこちを舐め、火事は急速に広がった。
フライパンに油が多すぎて、火が油を舐めてしまった。