赤色。純粋な赤や深い紅色・朱色などの色全般。普通は形容詞「赤い」としても使う。
赤いリンゴを一つください。
彼女は赤いドレスを着てパーティーに来た。
夕焼けが空を深い赤に染めた。
信号の赤は止まれを意味する。
赤が混じった色(赤みを帯びた色)。たとえばピンクやオレンジ、茶色の一部など“赤味”がある色を指す表現に使われる。
この絵の具に少し赤を混ぜて暖かい色にしよう。
秋の葉は緑から赤へと変わる。
そのドレスは赤みのあるオレンジ色だ。
俗に共産主義者や左翼思想を指す言い方(蔑称として使われることがある)。しばしばカタカナの「アカ」で表記される。
彼は学生運動のころアカだと噂されたが、真偽は不明だ。
政治的に敏感な話題なので、誰かを安易に『アカ』と呼ぶのは避けたほうがいい。
新聞は彼の過去を引き合いに出して『アカ』だと書いた。
略語として、赤信号・停止を指す(交通信号の「赤」)。日常会話で短く『赤』ということがある。
信号が赤だから止まってください。
交差点で赤を見落として事故になった。
略して、赤字や赤ペンで書かれた文字などを指す。転じて経済的な赤字(負債)を指すこともある。
決算は今年も赤で、会社は対策を検討している。
先生は答案に赤で直しを書いた。
『まったくの・完全な』の意を表す語として複合語や慣用表現で使われる(例:赤の他人=まったく面識のない他人)。
あの二人は赤の他人だと聞いた。
事故の原因は赤裸々に報告された。
略して銅(あかがね)=銅製品・銅そのものを指す古い用法・方言的な用法。
古い仏具は赤(あか=銅)でできていたことが多い。
花札の用語で、赤五点札(役札の一つ)を指す略称。ゲームや役作りの文脈で使われる。
花札で赤を揃えて役を作った。