限り

かぎり
頻度:
1

到達できる範囲や境界点。そこを超えると同じ条件が続かない場所・限界。

名詞

例文

視界の限りに山々が連なっていた。

この機械には耐久の限りがある。

力の限り戦ったが、勝てなかった。

2

程度・範囲を表す。どれくらいの度合いかということ。

名詞

例文

被害の程度は想像の限りを超えていた。

彼の知識は私の知っている限りでは広い。

今日は疲れの限りで早く寝たい。

3

ある行為や状態の「終わり」「最後」を表す用法。『これを限りに〜する』のように使われる。

名詞接尾辞的名詞

例文

これを限りにタバコをやめます。

今回の失敗を限りに、もっと慎重に行動するつもりだ。

4

『〜する限り』の形で「〜する間は」「〜する限りでは」と、ある条件や状態が続く範囲での事柄を表す(条件的用法)。通常、肯定文のあとに使う。

名詞副詞

例文

私が生きている限り、君を助けるよ。

雨が降らない限り、試合は行われます。

健康である限り、仕事を続けたい。

5

否定形の動詞に続いて『〜ない限り』となり、『〜しない限りは〜ない』という意味で『〜でなければ』や『〜でない限り(起こらない)』を表す(unless)。

名詞副詞

例文

連絡がない限り、来ないと思います。

許可がない限り、その部屋に入ってはいけません。

彼が謝らない限り、許すつもりはない。

6

『〜の限りでは』などの形で『〜に関する限り(私の知る範囲では)』という意味。情報や知識の範囲を限定して述べる表現。

名詞

例文

私の知る限りでは、彼はまだ日本にいます。

現時点の資料の限りでは、問題は深刻です。

報告書の限りでは、その計画に問題はないようだ。

7

『嬉しい限りだ』『感謝の限りだ』のように、ある感情が非常に強いことを表す。形容詞+限りの形で用いられることが多い。

名詞

例文

ご協力いただき、大変ありがたい限りです。

皆さんの支えがあって嬉しい限りだ。

期待に応えられず残念な限りだ。

8

接尾語的に用いられ、『一度限り』『今日限り』のように『〜だけ』『〜のみ』の意味で使う(『… only』)。

接尾辞的名詞名詞副詞

例文

この割引は一度限りですので、よく考えてください。

今日限りでこのセールは終了します。

今回は今回限りの特別対応です。

9

(文語的・古語)臨終、命の終わりを指す用法。現代ではほとんど見られない。

名詞古語

例文

古い記録には『限り』が臨終を意味する例が残っている。

10

(文語的・古語)葬儀や埋葬を指すことがある用法。現在はほとんど使われない。

名詞古語

例文

古文には『限り』が葬祭に触れる語として使われる例がある。

単語の関係

対義語
派生語