寄る

よる
他の表記: 倚る, 凭る
JLPT:N4
頻度:
1

(物や人が)ある地点・対象に近づくこと。距離や時間的に接近する意味で使う自動詞。

五段動詞自動詞

例文

犬が私に寄ってきた。

電車がゆっくりホームに寄ってきた。

敵軍が城に寄ってきたので、守備を固めた。

2

人や物が一か所に集まること。群れる・集結するという意味で使う自動詞。

五段動詞自動詞

例文

近所の人たちが公園に寄り、清掃を始めた。

学生たちが先生の周りに寄って質問した。

3

ついでに短時間立ち寄ること。通り道にある場所に短く訪れるという意味。

五段動詞自動詞

例文

帰りに駅前のコンビニに寄った。

ちょっと友達の家に寄って行くよ。

昼休みに図書館に寄る予定だ。

4

年を取ること。「年が寄る」のように使い、年齢が高くなることを表す。

五段動詞自動詞

例文

年が寄ると若いころと同じようには動けなくなる。

年が寄って、彼はより慎重になった。

5

布や皮膚などにしわができること。例:しわが寄る。

五段動詞自動詞

例文

洗濯機から出したシャツにしわが寄っていた。

彼女は年齢とともに目元にしわが寄ってきた。

6

体を何かに寄せかける、もたせかけること。『倚る』『凭る』と書くこともある(よりかかる・もたれるのような意味)。

五段動詞自動詞

例文

背中を木に凭って休んだ。

古い欄干に倚って海を眺めた。

少しこちらに寄って座ってください。

7

相撲用語で、相手のまわしを取って押し出すこと(専門用語)。

五段動詞自動詞相撲

例文

あの力士は得意の寄りで相手を土俵の外に出した。

8

交渉で価格などが折り合い、決着がつくこと。値段などが一致する・落ち着くという意味で使われることがある(交渉用語)。

五段動詞自動詞

例文

交渉の末、両社は提示価格に寄り、契約が成立した。

9

(文語・古語)他人に心を動かされる、心が傾くという意味。現代では古い表現。

五段動詞自動詞古語

例文

昔の歌では、恋人の情に寄ると歌われることがある。

単語の関係

ます形寄ります
ない形寄らない
た形寄った
て形寄って
ば形寄れば
意向形寄ろう
命令形寄れ
可能形寄れる
受身形寄られる
使役形寄らせる
使役受身形寄らせられる