物の間に差し入れて中に入れること。カードや栞、道具などを隙間や穴に入れる動作。
本に栞を挿しておいたので、続きをすぐに読める。
傘立てに折りたたみ傘を挿しておいた。
SDカードをスロットに挿してパソコンに接続した。
挿し木のように、枝や苗を土に差して植物を増やすこと。また、杭などを地面に差し込む(突き入れる)という意味でも使われる。
バラの枝を挿して挿し木を作ったら、根が出てきた。
庭に支柱を挿して、トマトの苗を固定した。
苗を鉢に挿して育てると簡単に増やせる種類もある。
花を花瓶や生け花の器に差し入れて飾ること。花を配置する動作を表す。
花瓶にバラを挿してテーブルの上を飾った。
生け花では、まず主となる花を中央に挿すことが多い。
式場の飾り花が丁寧に挿されていて、雰囲気が明るくなった。
帯や腰に刀や佩剣などを差し入れて身に付けること。刀を帯に挿して携帯する意味。
侍は刀を帯に挿して町を歩いた。
祭りでは子供たちが模造刀を帯に挿して写真を撮っていた。
時代劇では役者が刀を帯に挿す仕草がよく見られる。
古風・文語的に、戸や鎖などをはめて閉じる、固定するという意味で用いられることがある(やや古い用法)。
古い記録によれば、夜になると門を挿して守ったとある。