油などで料理が加熱されて出来上がること。揚げ物が調理されて「出来上がる」状態を表す動詞。
唐揚げが揚がったら、すぐに油を切ってください。
天ぷらは油の温度が高いと短時間できれいに揚がる。
フライはパン粉を付けるとよく揚がる。
旗や花火・凧などが高く掲げられたり、空へ舞い上がったりすること。「高く上がる」という動作を表す。
式典で国旗がゆっくりと揚がった。
夜空に大きな花火が色鮮やかに揚がった。
子どもの風船が風に乗って揚がっていった。
感情や気持ちが強く心の中に湧き上がること。喜びや怒りなどが高まる表現。
合格の知らせを聞いて、喜びが胸に揚がった。
彼の言葉に怒りが揚がり、思わず声を荒げた。
目立っている、周囲から際立って見えること。他と比べて顕著に見える状態を表す。
新しい髪型で彼だけがクラスで揚がって見えた。
その絵では赤が特によく揚がっている。
物や程度が上へ行く、増える、あるいは高まること。一般的な「上がる」の意味で使われることがある。
夏になって気温が急に揚がった。
人気が揚がるとチケットの値段も上がることが多い。
彼は試験の成績が揚がって、進学先が決まった。
水中や海から物や魚などが引き上げられて陸や船に上がること。網などで漁獲物が取られる場合にも用いる。
網を引いたら大きな鯛が揚がった。
嵐で流された船が数日後に岸に揚がった。
沈んでいたものが水面に浮かび上がる、または海面に現れること(死体などが浮く場合の表現にも使われる)。
嵐の翌日、海に沈んでいた木箱が揚がってきた。
長時間の捜索の結果、船の残骸が水面に揚がった。
声や叫びが高く・大きく上がること。会場などで声が湧き上がる様子を表す。
勝利の瞬間、観客の歓声が会場中に揚がった。
彼が舞台に現れると、客席から大きな声が揚がった。
遊廓や赤線などの歓楽街に行くことを婉曲に表す俗語的表現。「揚がる」はその地域へ出かける意味。
彼は昔、帰りが遅いときに『ちょっと揚がってくる』と言っていた。