濁る

にごる
JLPT:N2
頻度:
1

液体や気体などが濁って透明でなくなること。水が泥で濁るなど物理的に混濁する状態を指す。

五段動詞自動詞

例文

雨が続いて川の水が濁っている。

砂をかき混ぜたら水がすぐに濁った。

検査のために濁った試料を濾過した。

2

音や色、線などがくっきりしなくなること。声がかすれて聞こえにくくなる場合にも使う(声が濁る)。

五段動詞自動詞

例文

長時間話していたら声が濁ってきた。

夕暮れで景色の輪郭が濁って見える。

写真の色が古くなって濁っている。

3

心や社会が純粋でなくなる、道徳的・倫理的に汚れること。堕落したり腐敗した状態にも使う。

五段動詞自動詞

例文

権力が集中すると政治が濁る危険がある。

裏金の問題で会社の評判が濁った。

彼は長年の苦労で心が濁ってしまったと感じている。

4

音声学で、無声子音が有声子音のように発音されること。例:は→ばなど、子音が濁るという表現。

五段動詞自動詞

例文

日本語では語頭の /k/ が前の母音の影響で濁ることは少ないが、連濁で濁る例がある。

連濁によって『手 + 紙』が『てがみ』のように濁る。

方言では有声化して濁る音が多い地域もある。

単語の関係

対義語
派生語
ます形濁ります
ない形濁らない
た形濁った
て形濁って
ば形濁れば
意向形濁ろう
命令形濁れ
可能形濁れる
受身形濁られる
使役形濁らせる
使役受身形濁らせられる