人を呼んで来させること・客や人を招くこと(尊敬語、やや古い表現)。
急に具合が悪くなったので、医者を召した。
部長は係長をお呼び召した。
(人に対しての)食べる・飲むの尊敬語。話し言葉では古めだが、礼儀正しい言い方として文語・慣用表現で使われる。
お客様はもうお食事を召されましたか。
どうぞゆっくりお茶を召してください。
陛下は昼食を召された後、庭園をご覧になった。
服や衣装を身に着けることを表す尊敬語(例:お召しになる)。
そのドレスはお客様によくお似合いで、お召しになりますと華やかです。
お召しになる着物はどちらのものですか。
お年寄りが黒い帽子をお召しになっていた。
買う・購入するという意味での尊敬語的用法(やや古い)。
王は新しい馬を一頭召されたという記録が残っている。
入浴する・風呂に入ることをやわらかく、または尊敬して言う表現(やや古い)。
お母様はもうお風呂を召しましたので、少し休んでいます。
乗る・乗せる(乗り物に入る)という意味の尊敬語的な用法(古風)。
公は馬に召して出発された。
風邪を引くという意味の婉曲で丁寧な表現(風邪を召す)。
お祖母様が風邪を召されたので、今日は来訪を控えました。
寒い屋外で長時間いると風邪を召す恐れがあります。
年を取ることをやわらかく言う表現(お年を召す)。敬意を込めた表現で古風な響きがある。
最近はお年を召してお体の調子が優れないようです。
気に入る・好ましく思うという意味の表現(お気に召す)。相手の好みにかなうことを表す。
この色合いはお客様のお気に召しましたでしょうか。
あの写真が彼のお気に召したようだ。
(文語的に)『する』の尊敬語として用いられることがある。現代ではほとんど古風・文語的な用法。
彼は何を召しているのか、誰にも分からなかった(文語的表現)。
(文献等での古い表現)腹を切って自害する、切腹するという意味で使われる場合がある(例:お腹を召す)。非常に限られた文語的用法。
史書には、その武将が恥を受けて腹を召したと記されている。
動詞の-masu形の語幹につく補助動詞的な尊敬表現としての用法(文語的・古風)。例:『お読み召す』『お待ち召す』など。
先生はその報告書をお読み召した。
お客様はしばらくお待ち召してください。