動詞使役受身形
誰かに「~させられる(強制される)」という、迷惑や強制の気持ちを表す表現です。
使役受身形とは?
使役受身形(しえきうけみけい)は、「使役」(誰かに何かをさせる)と「受身」(誰かに何かをされる)を組み合わせた形です。自分の意志ではなく、誰かに「無理やりさせられた」、あるいは「したくないのにすることになった」というニュアンスを表すときによく使われます。
活用ルール
使役受身形は、動詞の使役形をベースに受身の形に変えたものです。
グループIの動詞の多くは、語尾の「う段」を「あ段」に変えて「〜される」を付けます。「〜す」で終わる動詞は例外です。
| 辞書形 | 使役受身形 |
|---|---|
く / ぐ / つ / ぬ / ぶ / む / る → あ段 + される | |
待つまつ | 待たされるまたされる |
帰るかえる | 帰らされるかえらされる |
飲むのむ | 飲まされるのまされる |
死ぬしぬ | 死なされるしなされる |
遊ぶあそぶ | 遊ばされるあそばされる |
書くかく | 書かされるかかされる |
泳ぐおよぐ | 泳がされるおよがされる |
う → わされる | |
買うかう | 買わされるかわされる |
| 例外: す → せられる | |
話すはなす | 話させられるはなさせられる |
活用例
1時間も待たされました。
ジュースをたくさん飲まされました。
歌を歌わされました。
強制・迷惑の表現
使役受身の文では、強制する人を助詞 「に」 で表します。[私] は [人] に [動詞使役受身形]
例文
私は友達に30分も待たされました。
上司にカラオケで歌わされました。
母に家を掃除させられました。