受身形

受身形(受動態)を使って、他人の動作によって自分がどのような影響を受けたかを表現する方法を学びましょう。

受身形の概要

受身形(受動態)は、動作を受ける側の視点から出来事を説明する時に使われます。日本語では、誰かのアクションによって自分が「迷惑」や「不快」を感じた時に、自動詞を含めて受身形がよく使われます(迷惑の受身)。
受身形の作り方
動詞のグループによって活用ルールが異なります。
グループIの動詞は、語尾の「う段」を「あ段」に変えて、れるを付けます。
辞書形受身形
買うかう
買われるかわれる
待つまつ
待たれるまたれる
帰るかえる
帰られるかえられる
飲むのむ
飲まれるのまれる
死ぬしぬ
死なれるしなれる
遊ぶあそぶ
遊ばれるあそばれる
書くかく
書かれるかかれる
泳ぐおよぐ
泳がれるおよがれる
話すはなす
話されるはなされる

活用例

  • 先生に質問されました。

  • 友達に笑われました。

  • 道で知らない人に話しかけられました。

  • 困っているとき、みんなに助けられました。

直接受身
「動作を受ける人」が主語()になり、「動作をする人」に「」を付けます。

例文

  • 私は部長に褒められました。

  • 昨日、田中さんに映画に招待されました。

  • 授業中、居眠りをして先生に叱られました。

持ち主の受身
~ に ~ を [受身形]」のパターンは、自分の持ち物や体の一部に対して誰かがアクションを起こし、それによって自分が迷惑や被害を受けた時に使われます。

例文

  • 電車の中で、泥棒にカバンを盗まれました。

  • 目を離した隙に、犬に宿題をボロボロに食べられました。

  • 雨の日に、弟に新しい靴を汚されました。

間接受身(迷惑受身)
自動詞も受身形にすることができます。その動作(~ に [受身形])によって主語の人が「困った」という気持ちが含まれます。
注意:この表現は日本語独特で、悪い影響を受けたことを強調します。

例文

  • 昨日、遊びに行くときに雨に降られてしまいました。

  • 昨夜は、隣の部屋の赤ちゃんに一晩中泣かれました。

  • 仕事が忙しいときに、同僚に急に帰られました。

事物を主語にする受身
動作の主体が特定の人でない場合や、動作そのものに注目する場合に使われます。特定の個人によって作られたプロジェクトなどの場合は「によって」を使うこともあります。

例文

  • 2020年に東京でオリンピックが開かれました。

  • この歴史的なお寺は、約500年前に建てられました。

  • この有名な小説は、多くの言語に翻訳されています。

動詞の受身形 | 2hongo